2013年07月16日
かったくん
今週、結構久々に連休を頂きまして、能登半島は和倉温泉に行ってきました^^
温泉でゆっくりし、ちょこっと竿も出せて楽しいお休みでございました。
ま、ただ釣果はかな~り微妙でしたけど・・・・。
ホテル裏でゴカイを小一時間投げたくらいでしたので
色々観光地を回り、そしてイジって・・(笑)
その話はまた後日・・・・・。
~~~~ここから釣りに全く関係ない話です~~~~~
昼12時過ぎごろ。
輪島より、そろそろ帰るか~~と、半島を下り始めました。
海岸沿いをのんびりと。
道の駅や物産展があればそのつど寄り道。
どんどん南下し、超ド田舎の国道で前方にカラスが4羽。
「道路の真ん中で何か食べてるんかなぁ~」
なんて思い、ちょっとよけて走行・・・。
通り際、見てみるとカラスに囲まれた灰色の変な生き物がヨタヨタしてました。
「ん!?」
隣にのっていた彼女が 「ヒナだ!」 と言いました。
ど~する? 戻るか? 「うんっ!」
すぐに車をUターンさせ、現場に戻りカラスをシバキに行くと背中やお腹から血を流して、悲痛な叫び声をあげる恐竜みたいな奴がいました。
気がついたときには抱きかかえ、車に運びました。
さて、、、どうするか。。。
車に積んでいた、おっきめの発泡スチロールに入れ、ちょっと様子を見ていると、怯えきって震えながら泣いてます。
傷は深くなさそうです。
当然落ち着きなく、おしっこもらしました。

正直、初めて見る変な生き物にちょっとビビリました
携帯ですぐ調べてみると、どうやら「アオサギ」のヒナらしい。
この鳥、木の上とかに巣をつくるんですって、、んで、たまに落ちるみたい。
巣から落ちると、その地点でそのヒナの人生は終了らしいです。
衝撃で亡くなる・・・ではなく、親との縁がきれるらしい。
親は、たとえ自分の子供でも、地面に落ちたヒナを育てる事は100%ないと言うことです。
あと、巣に親がいない時、カラスに襲われる事も多いみたい。
巣から引きずり出され、食べられちゃうんですって。
発見した場所の近くに森はなく、海沿いの開けた道路の真ん中でした。
どうやらカラスの仕業みたいですね。。
こういった場合、一番いいのは「見て見ぬふり」らしいです。
「可哀そう」と思うのは当然なんですが、それが自然の、野生で生きる厳しさであり、その鳥の運命でもあるんです。
それによって、自然界では一定の個体数を維持できてるんですって。
もしそういった現場を見て見ぬふりしても、気にする必要はないんですって。。
それによって、自然界でその鳥の個体数が一定に維持され、野生というものがなりたっているみたい。
でも、助けちゃった。。。
このヒナの運命・・・。
とりあえず、夏に生まれ、親から普通のヒナと同じように毎日毎日ご飯をもらって数週間生きたのちの7月15日。
突然やってきたカラスに引きずられ、見たこともない場所まで連れ去られ、必要以上につつかれ・・・・・・
のち致命傷を負わされ、動けなくなった所で一斉に攻撃を受けて生きたえる。。。
当然車も通る国道ですので夕方近くまで運よく生きてたとしても・・・・・。
たまたま通りかかって、命を救ってしまった自分。
この鳥の運命を変えてしまった、自然の摂理に背いたのかもしれません。
その後、氷見漁港に寄り道。
漁港内でゴカイを足元に投入し、キスとゼンメ、ハゼを捕獲しました。
キスが一番食べやすいであろうと、フルパワーで脳天にデコピン。キス臨終・・・。ごめん!
さっそくヒナの口の中に投入!
モグモグして、なんとかのみこんでくれました
そのまま安全な所に放してやっても、結局自分でゴハンを取る事は間違いなく不可能みたいです。
だって、まだ歩くこともできないから・・・。
なので自宅に持ち帰りました。
このヒナの人生は、多分助けなかったらこの日で最後だったのでしょう。
でも、運命そのものを変えてしまったのは自分。
法律やそうするべき!だけでこのちっこい生き物を見捨てる事はできませんでした。
幸いなことに、傷は大したことなく、帰りの車でスヤスヤ眠ってました(^_^;)
ちょっと前まで、さぞ怖かったでしょうに・・・・。
今も、部屋の片隅で寝てます(*^_^*)
今日は愛知県産の今が美味しい刺身用のマイワシが高かったですが入荷しました。
この子のために、6ぴきほど持ち帰って3枚に卸し、与えてみるとよく食べてくれました。


なんとも言えない・・・
素晴らしいモヒカン具合
こうやって一生懸命ゴハンを食べてるのを見てると、ほんと、助けてよかったと思います。
抱きかかえると、とっても暖かいです^^
これが命の暖かさなんやなァ・・・。
そのまま放置していれば、今頃冷たくなっていたでしょうね。
この子の第2の人生の始まりです。
もう第1の人生は終わったから。。
今日から立派に空に飛び立てる日まで、うちで美味しいお魚をたくさん食べてください。
自分のいいタイミングで、好きな所へ飛び立って野生に帰ってくれればそれでイイと思います^^
お母さん鳥のように、ご飯の捕まえ方、教えてあげれんくてごめん。
自然での生き方も伝える事できへんくてごめん。
でも、お腹がすいたらいつでも帰ってきていいよ、ココ、、お前の家やから。。

ちなみに・・・・
大人になると、90㎝くらいになるみたい。。
今はヒナですけど、ハトくらいの大きさです(-_-;)
(名前、何故かカッタくんになりました。)

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温泉でゆっくりし、ちょこっと竿も出せて楽しいお休みでございました。
ま、ただ釣果はかな~り微妙でしたけど・・・・。
ホテル裏でゴカイを小一時間投げたくらいでしたので

色々観光地を回り、そしてイジって・・(笑)
その話はまた後日・・・・・。
~~~~ここから釣りに全く関係ない話です~~~~~
昼12時過ぎごろ。
輪島より、そろそろ帰るか~~と、半島を下り始めました。
海岸沿いをのんびりと。
道の駅や物産展があればそのつど寄り道。
どんどん南下し、超ド田舎の国道で前方にカラスが4羽。
「道路の真ん中で何か食べてるんかなぁ~」
なんて思い、ちょっとよけて走行・・・。
通り際、見てみるとカラスに囲まれた灰色の変な生き物がヨタヨタしてました。
「ん!?」
隣にのっていた彼女が 「ヒナだ!」 と言いました。
ど~する? 戻るか? 「うんっ!」
すぐに車をUターンさせ、現場に戻りカラスをシバキに行くと背中やお腹から血を流して、悲痛な叫び声をあげる恐竜みたいな奴がいました。
気がついたときには抱きかかえ、車に運びました。
さて、、、どうするか。。。
車に積んでいた、おっきめの発泡スチロールに入れ、ちょっと様子を見ていると、怯えきって震えながら泣いてます。
傷は深くなさそうです。
当然落ち着きなく、おしっこもらしました。

正直、初めて見る変な生き物にちょっとビビリました

携帯ですぐ調べてみると、どうやら「アオサギ」のヒナらしい。
この鳥、木の上とかに巣をつくるんですって、、んで、たまに落ちるみたい。
巣から落ちると、その地点でそのヒナの人生は終了らしいです。
衝撃で亡くなる・・・ではなく、親との縁がきれるらしい。
親は、たとえ自分の子供でも、地面に落ちたヒナを育てる事は100%ないと言うことです。
あと、巣に親がいない時、カラスに襲われる事も多いみたい。
巣から引きずり出され、食べられちゃうんですって。
発見した場所の近くに森はなく、海沿いの開けた道路の真ん中でした。
どうやらカラスの仕業みたいですね。。
こういった場合、一番いいのは「見て見ぬふり」らしいです。
「可哀そう」と思うのは当然なんですが、それが自然の、野生で生きる厳しさであり、その鳥の運命でもあるんです。
それによって、自然界では一定の個体数を維持できてるんですって。
もしそういった現場を見て見ぬふりしても、気にする必要はないんですって。。
それによって、自然界でその鳥の個体数が一定に維持され、野生というものがなりたっているみたい。
でも、助けちゃった。。。
このヒナの運命・・・。
とりあえず、夏に生まれ、親から普通のヒナと同じように毎日毎日ご飯をもらって数週間生きたのちの7月15日。
突然やってきたカラスに引きずられ、見たこともない場所まで連れ去られ、必要以上につつかれ・・・・・・
のち致命傷を負わされ、動けなくなった所で一斉に攻撃を受けて生きたえる。。。
当然車も通る国道ですので夕方近くまで運よく生きてたとしても・・・・・。
たまたま通りかかって、命を救ってしまった自分。
この鳥の運命を変えてしまった、自然の摂理に背いたのかもしれません。
その後、氷見漁港に寄り道。
漁港内でゴカイを足元に投入し、キスとゼンメ、ハゼを捕獲しました。
キスが一番食べやすいであろうと、フルパワーで脳天にデコピン。キス臨終・・・。ごめん!
さっそくヒナの口の中に投入!
モグモグして、なんとかのみこんでくれました

そのまま安全な所に放してやっても、結局自分でゴハンを取る事は間違いなく不可能みたいです。
だって、まだ歩くこともできないから・・・。
なので自宅に持ち帰りました。
このヒナの人生は、多分助けなかったらこの日で最後だったのでしょう。
でも、運命そのものを変えてしまったのは自分。
法律やそうするべき!だけでこのちっこい生き物を見捨てる事はできませんでした。
幸いなことに、傷は大したことなく、帰りの車でスヤスヤ眠ってました(^_^;)
ちょっと前まで、さぞ怖かったでしょうに・・・・。
今も、部屋の片隅で寝てます(*^_^*)
今日は愛知県産の今が美味しい刺身用のマイワシが高かったですが入荷しました。
この子のために、6ぴきほど持ち帰って3枚に卸し、与えてみるとよく食べてくれました。


なんとも言えない・・・
素晴らしいモヒカン具合

こうやって一生懸命ゴハンを食べてるのを見てると、ほんと、助けてよかったと思います。
抱きかかえると、とっても暖かいです^^
これが命の暖かさなんやなァ・・・。
そのまま放置していれば、今頃冷たくなっていたでしょうね。
この子の第2の人生の始まりです。
もう第1の人生は終わったから。。
今日から立派に空に飛び立てる日まで、うちで美味しいお魚をたくさん食べてください。
自分のいいタイミングで、好きな所へ飛び立って野生に帰ってくれればそれでイイと思います^^
お母さん鳥のように、ご飯の捕まえ方、教えてあげれんくてごめん。
自然での生き方も伝える事できへんくてごめん。
でも、お腹がすいたらいつでも帰ってきていいよ、ココ、、お前の家やから。。

ちなみに・・・・
大人になると、90㎝くらいになるみたい。。
今はヒナですけど、ハトくらいの大きさです(-_-;)
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2013年07月14日
ひさしぶり!の更新
いやいやいや・・・
ホント、しばらくほったらかしにしちゃってました
ちょこちょこ記事を書いては保存、そして睡眠、のち削除・・・
そんな事を数回繰り返していまに至りました。。
一体何から記事にしていいのやら・・・・
釣りの方は、ほぼ毎週のように行ってました(^。^)
釣行先はもちろん敦賀~越前までの間。
釣果もボチボチと・・・




そんなにでっかくはないんですけど、数はよく釣れ楽しかったという記憶は残ってます。

次回行った時はきっちり記事にしようと思います
そしてここからお仕事の話。
しばらくサボってる仕入れ日記です^^
もうすっかり暑くなってきてまさに夏って感じ(^_^;)
画像も溜まりまくってますので何を載せていいのやら・・・・。
とりあえず数枚のせときます。

毎週行きます三河産地直送!イシガニ。
あんまり中央市場にも出ませんが結構うまいんです。
濃厚な味で、釣りに行くと夜中桟橋の下らへんによくいます。
もちろん捕獲して喰います。
ウマイです。かなり凶暴ですので危険でもあります。

今たべずにいつ食べるの??
「・・・・・・・・・・・・・・・」←あえて言わない(爆)
大羽いわし。
脂の乗り方はスゴイです。
刺身、焼き物、揚物等、なんでもOK。
個人的に好きな魚ベスト10に入ります。
太平洋、日本海どっちもイイカンジです。
小さめのがお好みの時は湾内物、瀬戸内・豊浜・大阪湾・・・・
イワシがキライって言われる方に、店で炭火焼のイワシを是非食べていただきたい。。
焼きたてをその場でパクっと・・・・。

ちょっと前まではイサキがハンパなかったです。
今年は結構な数がでてました。
三河湾、的矢湾、師崎、大山・・・その他、全国から集まってました。
焼き物用には山口・萩のものを中心に置き、刺身の活け物は師崎、下関のものを中心に販売してました。

ちょっと前になりますが産地は言うまでもありませんが、珍しい穴じゃこが入荷しました。
今年は普通のシャコの入荷が少なく、今週は1ケースのみの入荷。
浜の漁師さん曰く、エイがたら多く、シャコを食べまくってるみたい。。
シャコ、大好きなんですって・・・。

夏のマグロといえば、やっぱりこの天然インドマグロ。
黒マグロ(ホンマグロ)が黒いダイヤといわれるのに対し、インドは赤いダイヤともいわれます。
近年この天然の生が少なくなってきてます。
旬を過ぎた黒マグロに対し、夏場(南半球は冬)が旬のまぐろです。
価格も非常に高価で、仕入れでK10000越え・・・。
料理屋さんやお寿司屋さんでびっくりする値段がついてるのも納得できる逸品です。
ちなみに店では1人前1800円です。

浜で買いつけました「ゾウリ」です。
なんともファンタスティックなカラーです。
味は見た目以上・・・・かな。。
刺身にすると3日くらい食感が落ちないという・・・・・。
食べてみましたが確かにプリップリです。。。
旨味は少ないです。気味悪い為、不人気でした(^_^;)

夏の味覚、タカベ(伊豆産)
中々こっちの市場まで入荷がないんですが、最近ポツポツ見かけたのでしいれてました。
見た目はイマイチ美味しそうでもないんですが、塩焼きにするととってもイイ脂がのっててかなり旨いです。
市場でも知らない方が多く、毎回買い占めてました(笑)
みせでもリピーターの方が多く人気でした。

これも浜で買いつけました、佐久島のタコです。
競りでは1はこ15~20キロ位の単位になりますので買う方は市場の仲買さんや加工業者さん。
個人の小さな魚屋でな中々厳しいもんがありますが毎回買います。
ちなみに競りでK単価4~500円くらい。
もちろん日によって上下しますが大体そんな感じ。
多分同業者さんがこの値段聞いたらびっくりするでしょうね~。
味、鮮度、身質はさすがに素晴らしいもんがあります。
競りの最中でも逃げまくって結構凄いことになってます・・・。

北海道産 ときしらず
中々大型のものが少ないですが、見つけたら仕入れてます。
大体4~6キロくらいです。
ちょっとの魚体の差で身質はガラっと変わります。
まるでキングサーモンのような脂の乗り。
それでいてしつこくなく、後味もサッパリしている・・・。
値段はそこそこしますが「ケイジ」に比べるとかわいいもんです。
ちなみにケイジは買う気がしません。。。
魚を買う時・・・・・
何を重視して買うのか・・・。
価格?品質?産地??
人それぞれ目的が違うと思いますが、共通していえることはやっぱり「価値」でしょうね~。
人の価値観とは不思議なもんでそれぞれ違います。
たとえば、さきほどの「ケイジ」
肌寒い時期、脂のあまりない鮭に対してしっかり脂の乗った白鮭。
数万匹に1ぴきなんて言われるぐらい貴重なお魚です。
ん??でもよく考えると旬のトキシラズ??
これも人の価値観でしょう。自分はそこには全く価値を感じません。
むしろ、夏まで待ったらもっと美味しいノンたべれるし。。。
ケイジが1ぴき5~10万近くするのに対し、トキシラズは1万くらい。
それでも一回食べてみたいと言われる方もいらっしゃるとは思いますが正直そんなに変わりません(^_^;)
今週ははやくもサンマの初競りがありました。
毎年この初物は大変高価で1ぴき1000円前後します。
今日市場で見かけたサンマも箱13入りで15000円。
14入りのはも~ちょっと安かったのかな??
早速魚体を確認。。。
正直こんな事言ったら怒られそうですが、50円なら買ってもいいかなぁ~って思いました(爆)
刺し網物?なんでしょうか。。
フニャフニャで脂っけのない力のない魚体。
「初物」「初売り」を文句にすればうちの店でも1000円位でも売れるでしょう。
でも、まだ買いません。
価値がないから・・・。
食通さんが多くいらっしゃるうちのポンコツ店。
多分食べてもらうと怒るでしょうね~~(^_^;)
そればかりか、「あそこのサンマ、美味しくないわ~」なんていわれかねません。(初物さんまはそんなもんなんですけど)
シーズンが比較的長く続くものは、最初の初売りが大切です。
現に、シーズン中売り続けた島アサリはいまでも聞かれます。
でも今の時期、アサリは販売してません。
もうちょっとまっていただければ、もっと素晴らしいサンマに出会えることでしょう。
魚を買う時は、しっかり「こだわり」を持って買ううようにするのが鉄則です!
もちろんスーパーで魚を買う時も、たくさんの魚の中から1ぴきの魚を探すためにしっかり目利きして買うようにしましょう。
天然物は一匹一匹すべて違う味・・・くらいの気持ちで買い物すると、より美味しい魚に出会えると思います。
店員さんの目を気にせず、ちょっとがめついくらいがちょうどいいかもしれません(^◇^)
そうすることで、同じ金額でもそれ以上の品質の物が食卓に出せる事と思います。
それが「価値」というものなんでしょうね
なんか何いってるのかよくわからなくなってきましたのでそろそろ終了します。
さいごに一言。
じゃ~サンマはいつ食べるの??
「お盆位かな・・・」
~追記~
上記、今のサンマを買うことを否定するものではありません。
初を売る、食すことはとてもいいことと思います。たんなるうちの店の方針です。
失礼があればお詫びいたします。
みそ

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ちょこちょこ記事を書いては保存、そして睡眠、のち削除・・・
そんな事を数回繰り返していまに至りました。。
一体何から記事にしていいのやら・・・・
釣りの方は、ほぼ毎週のように行ってました(^。^)
釣行先はもちろん敦賀~越前までの間。
釣果もボチボチと・・・




そんなにでっかくはないんですけど、数はよく釣れ楽しかったという記憶は残ってます。

次回行った時はきっちり記事にしようと思います

そしてここからお仕事の話。
しばらくサボってる仕入れ日記です^^
もうすっかり暑くなってきてまさに夏って感じ(^_^;)
画像も溜まりまくってますので何を載せていいのやら・・・・。
とりあえず数枚のせときます。

毎週行きます三河産地直送!イシガニ。
あんまり中央市場にも出ませんが結構うまいんです。
濃厚な味で、釣りに行くと夜中桟橋の下らへんによくいます。
もちろん捕獲して喰います。
ウマイです。かなり凶暴ですので危険でもあります。

今たべずにいつ食べるの??
「・・・・・・・・・・・・・・・」←あえて言わない(爆)
大羽いわし。
脂の乗り方はスゴイです。
刺身、焼き物、揚物等、なんでもOK。
個人的に好きな魚ベスト10に入ります。
太平洋、日本海どっちもイイカンジです。
小さめのがお好みの時は湾内物、瀬戸内・豊浜・大阪湾・・・・
イワシがキライって言われる方に、店で炭火焼のイワシを是非食べていただきたい。。
焼きたてをその場でパクっと・・・・。

ちょっと前まではイサキがハンパなかったです。
今年は結構な数がでてました。
三河湾、的矢湾、師崎、大山・・・その他、全国から集まってました。
焼き物用には山口・萩のものを中心に置き、刺身の活け物は師崎、下関のものを中心に販売してました。

ちょっと前になりますが産地は言うまでもありませんが、珍しい穴じゃこが入荷しました。
今年は普通のシャコの入荷が少なく、今週は1ケースのみの入荷。
浜の漁師さん曰く、エイがたら多く、シャコを食べまくってるみたい。。
シャコ、大好きなんですって・・・。

夏のマグロといえば、やっぱりこの天然インドマグロ。
黒マグロ(ホンマグロ)が黒いダイヤといわれるのに対し、インドは赤いダイヤともいわれます。
近年この天然の生が少なくなってきてます。
旬を過ぎた黒マグロに対し、夏場(南半球は冬)が旬のまぐろです。
価格も非常に高価で、仕入れでK10000越え・・・。
料理屋さんやお寿司屋さんでびっくりする値段がついてるのも納得できる逸品です。
ちなみに店では1人前1800円です。

浜で買いつけました「ゾウリ」です。
なんともファンタスティックなカラーです。
味は見た目以上・・・・かな。。
刺身にすると3日くらい食感が落ちないという・・・・・。
食べてみましたが確かにプリップリです。。。
旨味は少ないです。気味悪い為、不人気でした(^_^;)

夏の味覚、タカベ(伊豆産)
中々こっちの市場まで入荷がないんですが、最近ポツポツ見かけたのでしいれてました。
見た目はイマイチ美味しそうでもないんですが、塩焼きにするととってもイイ脂がのっててかなり旨いです。
市場でも知らない方が多く、毎回買い占めてました(笑)
みせでもリピーターの方が多く人気でした。

これも浜で買いつけました、佐久島のタコです。
競りでは1はこ15~20キロ位の単位になりますので買う方は市場の仲買さんや加工業者さん。
個人の小さな魚屋でな中々厳しいもんがありますが毎回買います。
ちなみに競りでK単価4~500円くらい。
もちろん日によって上下しますが大体そんな感じ。
多分同業者さんがこの値段聞いたらびっくりするでしょうね~。
味、鮮度、身質はさすがに素晴らしいもんがあります。
競りの最中でも逃げまくって結構凄いことになってます・・・。

北海道産 ときしらず
中々大型のものが少ないですが、見つけたら仕入れてます。
大体4~6キロくらいです。
ちょっとの魚体の差で身質はガラっと変わります。
まるでキングサーモンのような脂の乗り。
それでいてしつこくなく、後味もサッパリしている・・・。
値段はそこそこしますが「ケイジ」に比べるとかわいいもんです。
ちなみにケイジは買う気がしません。。。
魚を買う時・・・・・
何を重視して買うのか・・・。
価格?品質?産地??
人それぞれ目的が違うと思いますが、共通していえることはやっぱり「価値」でしょうね~。
人の価値観とは不思議なもんでそれぞれ違います。
たとえば、さきほどの「ケイジ」
肌寒い時期、脂のあまりない鮭に対してしっかり脂の乗った白鮭。
数万匹に1ぴきなんて言われるぐらい貴重なお魚です。
ん??でもよく考えると旬のトキシラズ??
これも人の価値観でしょう。自分はそこには全く価値を感じません。
むしろ、夏まで待ったらもっと美味しいノンたべれるし。。。
ケイジが1ぴき5~10万近くするのに対し、トキシラズは1万くらい。
それでも一回食べてみたいと言われる方もいらっしゃるとは思いますが正直そんなに変わりません(^_^;)
今週ははやくもサンマの初競りがありました。
毎年この初物は大変高価で1ぴき1000円前後します。
今日市場で見かけたサンマも箱13入りで15000円。
14入りのはも~ちょっと安かったのかな??
早速魚体を確認。。。
正直こんな事言ったら怒られそうですが、50円なら買ってもいいかなぁ~って思いました(爆)
刺し網物?なんでしょうか。。
フニャフニャで脂っけのない力のない魚体。
「初物」「初売り」を文句にすればうちの店でも1000円位でも売れるでしょう。
でも、まだ買いません。
価値がないから・・・。
食通さんが多くいらっしゃるうちのポンコツ店。
多分食べてもらうと怒るでしょうね~~(^_^;)
そればかりか、「あそこのサンマ、美味しくないわ~」なんていわれかねません。(初物さんまはそんなもんなんですけど)
シーズンが比較的長く続くものは、最初の初売りが大切です。
現に、シーズン中売り続けた島アサリはいまでも聞かれます。
でも今の時期、アサリは販売してません。
もうちょっとまっていただければ、もっと素晴らしいサンマに出会えることでしょう。
魚を買う時は、しっかり「こだわり」を持って買ううようにするのが鉄則です!
もちろんスーパーで魚を買う時も、たくさんの魚の中から1ぴきの魚を探すためにしっかり目利きして買うようにしましょう。
天然物は一匹一匹すべて違う味・・・くらいの気持ちで買い物すると、より美味しい魚に出会えると思います。
店員さんの目を気にせず、ちょっとがめついくらいがちょうどいいかもしれません(^◇^)
そうすることで、同じ金額でもそれ以上の品質の物が食卓に出せる事と思います。
それが「価値」というものなんでしょうね

なんか何いってるのかよくわからなくなってきましたのでそろそろ終了します。
さいごに一言。
じゃ~サンマはいつ食べるの??
「お盆位かな・・・」
~追記~
上記、今のサンマを買うことを否定するものではありません。
初を売る、食すことはとてもいいことと思います。たんなるうちの店の方針です。
失礼があればお詫びいたします。
みそ

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